無料で使えて多機能！波形編集ソフトAudacityの導入方法・使い方を解説

ほとんどのＤAWソフトはASIOに対応していますが残念ながらAudacityは非対応です。

Audacityでの宅録に慣れてきたら、ASIO対応のDAWに移行することをおすすめします。

タクロウ先生

ASIOは音声ソフトを扱う際に頻繁に目にするワードですので、覚えておきましょう！

モンキチ

専門用語のマシンガンで俺のライフは残りわずかだモン…

導入・インストール方法

公式サイトからダウンロード可能です。

モンキチ

インストール完了！第一ステージ楽々クリアだモン～

タクロウ先生

第二ステージからが本番ですよ

初期設定方法

★画面左上の編集タブからPreferencesを選択してクリック

★デバイスから下記を選択↓

・ホスト＝MME

・録音＆再生デバイス＝現在使用中のオーディオインターフェース

・チャンネル＝モノラル

★品質を選択↓

・サンプリング周波数＝48000hz（48khz）

・サンプル形式＝16・24bitどちらかを選択

・リアルタイム変換＆高品質変換＝最高品質

表示→ツールバー→デバイスツールバーにチェックを入れると、画面右上にオーディオドライバ、録音再生デバイス、チャンネルが表示されます。

現在使用中のオーディオインターフェースの名前になっているか確認しましょう！

タクロウ先生

以上で初期設定は完了です。次は声の録音方法をレクチャーするよ！

モンキチ

めんどくさいけどなんとか設定できたモン

音声の録音方法・マイクテスト

タクロウ先生

まずはマイクテストです。マイクから吹き込んだ声がAudacityに認識されているかチェックしましょう！

右上のマイクのアイコンをクリックしてモニター開始後、マイクに声を吹き込んでみてください。

緑のバーが右に伸びていれば正しく録音されています。

★音声が認識されない場合の対処法↓

左上の赤マーク録音ボタンを押せば録音が開始されます。

停止したい場合は□ボタン、もしくはスペースキーを押してください。

録音ボリュームは0DBを超えるとクリップ(音割れ)してしまいます。

クリップしないように録音ボリュームを調整しましょう!

小さすぎても後で音量を上げた際にノイズも一緒に上がってしまうので、

-12 dB以上、-6 dB以下を目安に録音することをおすすめします。

モンキチ

クリップしちゃだめだ!クリップしちゃだめだ!クリップしちゃだめだーーーッ！！

録音データの編集方法

基本操作方法

録音データの範囲選択方法

範囲選択部分の削除

左詰めしない切り取り方法

選択部分の無音化

選択部分以外の削除

録音データの移動・結合方法

編集のやりなおし方法

やり直しのショートカットアンドゥCtrl+Ｚ/リドゥCtrl+Yは非常によく使うので覚えておきましょう！

①トラック左のゲインバーで調整する

+で音量を大きく－で小さくできます。

②エフェクトの増幅機能を使う

範囲選択部分のみを増幅することも可能です。

③エフェクトのノーマライズ機能を使う

ノーマライズとは、最大音量を基準としてオーディオデータ全体の音量を調整する処理のことです。

クリップしない範囲で小さい音と大きい音をバランスよく持ち上げてくれるので、便利な機能です。

トラック全体だけではなく範囲選択をすればその部分のみに適用できます。

④エンベローブツールを使う

ツールバーのエンベローブツールを選択し波形をドラッグして上下に動かすことで、部分的な音量の調整が可能です。

タクロウ先生

音量の調整は後からでも可能ですが、大事なのは録音時に適切なボリュームで録音することです。音割れはタブーです。

音声データの書き出し方法

タクロウ先生

48khz/16bit、48khz/24bitあれば音質的には問題ないかと

最後にメタデータタグが表示されますが特に何も記入する必要はありません。

そのままＯＫボタンを押せば書き出し完了です！

モンキチ

今日から俺もオーダシティモンキー(ドヤ顔

タクロウ先生

今回の講義ではAudacityの導入から基本的な操作方法について説明しました。他にもまだまだ機能はありますが、とりあえずここだけ押さえておけば大丈夫です。

モンキチ

ま、まだあるの！？俺はとりあえず基本操作が分かれば十分だモン

～To be continued～